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千葉県鎌ケ谷市、防犯灯・道路照明灯をLED化へ リース事業者を公募

千葉県鎌ケ谷市は1月22日まで、環境負荷や電気料金の削減のため、リース方式による防犯灯・道路照明灯LED化事業を公募する。

この「鎌ケ谷市防犯灯及び道路照明灯管理・LED化推進事業」では、市内全域の防犯灯・道路等約9,500基、期間中の新規設置予定も含めればおよそ10,000基に対する、2021年4月1日から2031年3月31日まで(10年間)のリース事業だ。

各設備の設置状況確認と適切なLED照明器具の選定を2021年2月28日まで行い、2021年度からリース方式による一斉LED化を実施する。提案限度額は約4億9千万円(税抜)。

これにより、二酸化炭素排出量の削減による環境負荷の低減をはじめ、電気料金の削減、修理、交換回数の削減、市による防犯灯の一元管理体制の構築、地域経済の活性化を図る。

そのため同事業に応募する事業者は、既存の防犯灯等をLED照明器具へ交換するにあたっての調査・計画・工事・リース・維持管理に関する一括提案を行う。単独企業でもグループでも応募できる。

事業概要は以下の通り。詳細は実施要領等を確認のこと。

リース(賃貸借)物件

LED照明器具、配線、電源装置、自動点滅器、アダプタ等関連機器、管理銘板、取付金具、管理システム(台帳)等

事業内容

事業者は、防犯灯等の実際の設置状況を踏まえ、自ら行った提案を基に、リース方式による機器等の設置工事と付帯サービス(維持管理サービス等)について、同市と合意した内容でリース契約を締結し、自らの費用負担により、以下の業務を行うものとする。

  1. 現地調査(既設のLED灯具・支柱等の点検を含む)
  2. 電力契約の調査・照合・申込み
  3. 防犯灯等管理システムの構築とデータ更新等
  4. 機器等の設置計画・施工・施工管理
  5. 既設防犯灯等(既設LED灯を除く)設備の撤去・リサイクル・廃棄処分
  6. 防犯灯等管理銘板の設置(既設LED灯を含む)
  7. 機器等の維持管理・保証(無償修繕等)
  8. 既設LED防犯灯の維持管理(無償修繕等)
  9. 既設LED道路照明灯の維持管理
  10. リース期間中の防犯灯の新規設置と維持管理(500灯)
  11. リース契約終了後の対応

対象灯数(概算)

(1)防犯灯

内訳 数量(灯) 備考
既設LED防犯灯 1,149 本事業の維持管理に含む
LED化対象 7,374 LED防犯灯へ更新
平成32年度新規設置数 50 LED防犯灯の設置(リース事業の対象に含める)
合計 8,573
リース期間中の新規設置数 500 年間50灯程度を想定

(2)道路照明灯

内訳 数量(灯) 備考
標準仕様タイプ 346 LED道路照明灯へ更新
デザイン仕様タイプ 322
防犯灯タイプ 81
特殊タイプ 44
合計 793
既設LED道路照明灯 112 本事業の維持管理に含む

※(1)、(2)について、調査、確認業務の際に判明した総数が増減した場合は、その判定後の電力会社の契約種別ごとの数量で契約するものとする。

提案限度額

492,318,000円(契約期間中の総額、かつ消費税額・地方消費税額を含まない)

内訳

  1. 防犯灯(安全対策課)332,610,000円
  2. 道路照明灯(道路河川管理課)159,708,000円

ただし、この事業にかかわる提案はこの提案限度額の金額を超えてはならない。なお、上記金額は契約時の予定額を示すものではなく、また同市の債務負担行為の限度額は、492,318,000円に消費税・地方消費税の変動を加えた額である。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年1月11日 出典

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