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2018年度「省エネ大賞」発表 経産大臣賞は京都駅ビルの取り組み

今年度の応募傾向について
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省エネルギーセンター(東京都港区)は1月15日、「平成30年度 省エネ大賞」の受賞者を決定し公表した。

このうち省エネ事例部門では、京都駅ビル開発(京都府京都市)等による「京都駅ビル熱源・空調設備省エネ改修」など4件が最高賞の経済産業大臣賞を受賞した。

京都駅のプロジェクトでは、鉄道駅を中心とした大規模駅ビル施設の改修において、コミッショニング(性能検証)の手法を適用して設備システムの抜本的な見直しを行い、改修前設備全体の30%にあたる6878kl/年の1次エネルギー削減を達成した。

製品・ビジネスモデル部門では、東芝キヤリア(神奈川県川崎市)による工場・倉庫・展示場等の大空間向け空調システム「FLEXAIR(フレックスエアー)」など4件が経済産業大臣賞を受賞した。東芝キヤリアの空調システムは、優れた省エネ性能を持ちながら必要ゾーンごとに高速気流制御により適切な空調環境が作れることなどが評価された。

また、同部門の節電分野では、パナソニック(大阪府門真市)が、全社の生産技術開発を担っている事業所におけるスマートEMSを活用した省エネ活動で、経済産業省を受賞した。

2018年度は47件が受賞、中小企業の応募ふえる

省エネ大賞は、国内の企業・自治体・教育機関等に対して優れた省エネ推進の事例や省エネ性に優れた製品・ビジネスモデルを表彰するもの。8回目となる2018年は、例年通り100件以上の応募があり、省エネ事例部門は22件、製品・ビジネスモデル部門は25件、合計47件の受賞を決定した。

2018年度は、さまざまな分野からの応募があり、とくに中小企業からの応募が全体の1/4と、過去最多となった。また、2018年度の応募傾向について同センターは、「『省エネ事例部門』においては、これまで聖域といわれていた分野での取り組みや、生産性向上につながる省エネ活動が、また『製品・ビジネスモデル部門』においては、機器の高効率化だけでなくこの使い方まで踏み込んだ製品やロスの発見から改善・検証までを行うビジネスモデルなど新たな発想に基づく応募も見られた」とレポートしている。

事例発表会は1月30日、参加費無料

同賞の表彰式と発表会は、ENEX2019「第43回地球環境とエネルギーの調和展」の開催にあわせ、東京ビックサイトにて1月30日に開催される。参加費は無料(事前登録不要)。

同センターは、受賞者による事例発表やプレゼンテーションを通じて、取り組み内容を深く知る機会として参加を呼び掛けている。

【参考】

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年1月16日 出典

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