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2017年度「省エネ大賞」受賞者発表 産業分野の応募、前年比20%増

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一般社団法人省エネルギーセンター(東京都港区)は、1月22日、2017年度の「省エネ大賞」において、省エネ事例部門で21件、製品・ビジネスモデル部門で26件、合計47件の受賞を決定した。

同賞は、国内の企業・自治体・教育機関などに対して、優れた省エネ推進の事例や省エネ性に優れた製品やビジネスモデルを表彰するもの。今年度の応募数は、114件だった。

2017年度の受賞者一覧は、下記の通り。

同センターによると、2017年度の応募案件の傾向は、「省エネ事例部門」に関しては、産業分野が前年度から20%弱の伸びを示し、70%となったという。また、「製品・ビジネスモデル部門」では、家庭分野は10%減少したものの、昨年に引き続き「ビジネスモデル分野」が10%以上の伸びを示し、全体の1/4以上を占めるまでに至ったとしている。

今年度の応募内容について

応募から受賞決定までの流れ

同賞は毎年4月から1カ月半の応募期間が設けられる(2017年度は4月12日から6月30日)。その後、書類審査・発表審査・現地確認審査などを経て受賞者が決定する。また、表彰式と受賞発表会は2月の省エネ月間に合わせて実施される。

応募区分については「省エネ事例部門」と「製品・ビジネスモデル部門」の2部門からなり、その内容と評価項目は下記の通り。

省エネ事例部門

事業者や事業場において取り組んだ省エネ活動が対象。省エネ活動には負荷平準化など節電取り組みなどを含む。評価項目は先進性・独創性、省エネルギー性、汎用性・波及性、改善継続性など。

製品・ビジネスモデル部門

国内において購入可能な優れた省エネルギー性を有する製品(要素製品・資材・部品などを含む)や、省エネルギー波及効果の高いビジネスモデルなどが対象。また、省エネルギー性には節電も含まれる。評価項目は開発プロセス、先進性・独創性、省エネルギー性、省資源性・リサイクル性、市場性・経済性、環境保全性・安全性など。


同賞の2017年度の表彰式は、2月14日(水)に、東京ビッグサイトにおいて、同センターが主催する「ENEX2018 第42回地球環境とエネルギーの調和展」と同時に開催される。また、同会場内のアワードコーナーにて、2月14日~16日の期間、受賞者プレゼンテーションや受賞内容の展示が行われる予定だ。

【参考】

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年1月23日 出典

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