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九州電力、猛暑対策・LED化などの法人向けサービスをブランド化

九州電力(福岡県福岡市)は、地域社会の関心が高い九電グループの取扱い商品を、2月21日から自治体や企業を対象に「ウィズキュー」として販売を開始した。

「ウィズキュー」では、「防災対策」「猛暑対策」「LED化」「情報セキュリティ」4つのカテゴリーについて関連商品を取り揃えた。これにより自然災害の多発化・激甚化や、技術革新等の環境変化による様々なリスクへの対応をサポートする。

猛暑対策、LED化などのサービス提供

防災対策:電気、トイレ・空調、非常食、輸送に備える

「ウィズキュー」が提供する防災対策としては、災害時にも変わらる生活が送れるよう、電気、トイレ・空調、非常食、輸送に備える商品を提案する。

たとえば電気への備えでは、太陽光発電パネルと蓄電池、非常用倉庫を一体化したガレージや、定置蓄電池と電気自動車(EV)プラグインハイブリッド(PHV)急速充電器をセットにした「V2Xシステム」などを提案する。同システムは、非常時、EV・PHVの発電・蓄電能力と定置蓄電池を用いて長時間安定した電力の供給が可能だ。また、平常時にはEV・PHVの充電ステーションとして利用や、電力デマンドピークの抑制を行うことで電力料金を低減することができる。

猛暑対策:建物の遮熱・断熱性能の向上

近年の猛暑により従業員の熱中症対策が不可欠となっている。これに対しては、建物の遮熱・断熱性能の向上させれることにより、適切な温度管理と空調によるエネルギーの消費抑制ができる。

そこで猛暑対策の商品として、屋根からの熱量を夏場ピーク時で約9割カットする遮熱シートや、窓ガラスフィルム、作業場の熱中症対策を解決する強力スポットエアコンなどを提供する。

LED化:オーダーメイドの照明設計

LED化では、LED商品の提案やオーダーメイドの照明設計を行う。照明設計にあたっては、ヒアリング、現地調査からコスト削減シミュレーション、導入プランの提示、工事までを手がける。

蛍光灯・水銀灯をLED照明にすると、電気代削減が期待でき、省エネ対策にもなる。また、同社のパンフレットでは水銀に関する水俣条約により2021年以降、一定の水銀含有量以上の照明器具の製造・輸入は原則禁止されると注意を促している。

情報セキュリティ:サイバー攻撃への対策

情報セキュリティでは、サイバー攻撃への対策、書類やデータの保管、機密文書の廃棄処分などのサービスを提供する。


九電グループでは、これら4つの分野のウィズキューを通じて、地域との絆をさらに深め、地域社会に貢献する企業グループとして、顧客の期待に応えていく。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年2月22日 出典

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