
遠藤照明(大阪府大阪市)は8月から、高効率200.2ルーメンパーワット(lm/W、ランプ効率)の製品を含む、一体型LEDベースライト新「LEDZ SD series 200シリーズ」128タイプの販売を開始した。

初期のLED照明とくらべて64%も省エネ
1.省エネ最高水準200lm/W達成。消費電力最大64%削減可能
オリジナル高効率LEDパッケージを開発し、200lm/Wを達成。電気代削減に大きく貢献する。削減効果の試算(試算条件:年間点灯時間、5,040時間/電気料金単価、27円/kWh)は次の通り。
- 従来蛍光灯(Hf86W2灯用)との5年間の電気代差額は約738万円。
- 初期LEDとの5年間の電気代差額は約350万円。
2.より均一にキレイに光る発光面を実現した新ユニット
同社の従来品一体型LEDベースライトは、中央部分の輝度が高いことより、ユニット発光面の端がやや暗く見えていた。新製品は断面形状を半円形に近づけるとともに拡散性の高い材質へ変更、光ムラのない綺麗な発光面を実現した。
3.照明空間マネジメントシステム同時導入により、各施設にあわせた省エネを実現
同社製品である照明空間マネジメントシステム「Smart LEDZ」を同時に導入することにより、エリアごとの明るさ調整や、時間・季節にあわせて光環境を適正にコントロールでき、各施設に合わせて省エネできる。
128タイプの内訳は110Wタイプ・40Wタイプ/器具スタイル22種/無線調光・非調光/色温度3種。光色は、昼白色5000K・ナチュラルホワイト4000K・温白色3500K。演色性はRa82。直付けや埋め込みに対応。
希望小売価格(器具本体・LEDユニット・電源込)は、34,800円~66,000円(税抜)。2018年度の販売目標は100万台を見込んでいる。
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』
2018年8月7日
出典