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「銀のさら」直営店全103店舗、LED化実施 CO2年間85t削減

(出所:ライドオンエクスプレスホールディングス)

コールドプレート取付けイメージ(出所:三菱重工業)

ライドオンエクスプレスホールディングス(東京都港区)は12月19日、グループ企業が展開する宅配寿司「銀のさら」直営店舗全103店舗の照明をすべてLED化したことを明らかにした。この取り組みにより、年間電気使用量は前期比17万6477kWh削減、CO2排出量は年間約85トン削減できる見込みだ。

使い捨て容器のプラ量削減やカーボンオフセット活用なども推進

このほか、同社では、環境保全に向けて以下のような取り組みを実施している。

プラスチックの減量化

「銀のさら」では、使い捨て寿司桶容器としてプラスチック製容器を採用しているが、2022年3月に使い捨て容器の厚さを0.05ミリ削減、2023年度にはさらに0.1ミリ削減した。これにより、プラスチック量は全体平均13.3%削減、CO2削減効果は年間約49.7トンとなる見通しだ。

また、サイドメニューの使い捨て容器に関しては、プラスチックから、天然石を主原料とする新素材「L-Stone」を使用した容器を開発し、2022年12月から順次使用を開始している。

(出所:ライドオンエクスプレスホールディングス)

(出所:ライドオンエクスプレスホールディングス)

藻場創出活動への出資

事業活動に伴うCO2排出量削減の一環として、カーボン・オフセットを目的としたウニの増殖溝を使用した藻場創出活動への出資を実施。岩手県洋野町が手がける増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動に対する「Jブルークレジット」10トン分を購入した。

日本全国の寿司チェーン運営会社が同事業に参画(出資)するのは、同社が初めて。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2024年12月23日 出典

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